仏壇のサイズはタイプや商品によって異なるため、号数だけで決めず、設置場所の高さ・幅・奥行と、扉を開いたときの幅を測って商品の実寸と照らし合わせましょう。床置き型・地袋型・上置き型には高さの目安がありますが、規格寸法ではありません。購入前には、仏壇の外寸だけでなく、扉を開くためのスペースや位牌を納める内部寸法も確認します。
仏壇のサイズはタイプ別の目安を参考に、実寸で選ぶ
仏壇のタイプによって、設置方法や高さの目安が異なります。販売店の記事で紹介されている高さの参考値は、次のとおりです。
| タイプ | 高さの目安 | 設置方法 |
|---|---|---|
| 床置き型 | 約120〜180cm | 床に直接置く |
| 地袋型 | 約100〜120cm | 地袋の上などに置くタイプ |
| 上置き型 | 約30〜90cm | タンスや棚など家具の上に置く |
床置き型・地袋型・上置き型には高さの目安がありますが、すべての仏壇に共通する規格ではありません。タイプ名だけで選ばず、設置場所の高さ・幅・奥行を測り、候補商品の寸法と照らし合わせましょう。上置き型は、家具の天板に無理なく収まるかも選ぶポイントです。
仏壇の種類や設置場所によってサイズの考え方が変わる点は、仏壇のサイズの種類と選び方のポイントでも紹介されています。
号・尺・代の表記だけでは実寸が分からない
仏壇の「号」「尺」「代」の表記だけでは、実際の高さ・幅・奥行は特定できません。同じ号数や代数でも、メーカーや仏壇のタイプによって寸法は異なります。表記は候補を探す手がかりにとどめ、購入時は商品の実寸で選びましょう。
たとえば、販売店の記事に掲載された比較例では、同じ「50代」表記でも、上置き型は高さ130×幅63×奥行48cm、台付き型は高さ150×幅63×奥行53cmです。表記が同じでも実寸が異なる例として参考になりますが、特定の商品に限った寸法です。
商品ページでは「高さ・幅・奥行」の順序が異なることがあるため、数値の並びと単位を見て寸法を把握します。記事やカタログの寸法例ではなく、購入する商品の現行情報を販売店に尋ねて判断しましょう。
号数などの表記と実寸の違いについては、お仏壇のサイズ表記と選ぶ際の注意点も参考になります。
設置場所の高さ・幅・奥行を測る
仏壇を探し始める前に、置く場所を決めて寸法を測ります。少なくとも、設置スペースの高さ・幅・奥行を確認し、候補商品の外寸と照らし合わせましょう。置き場所の一部だけでなく、仏壇本体が実際に収まる範囲を測ることが大切です。
仏間や地袋に設置する場合は、場所の造りに合わせて、床から天井や鴨居までの高さ、横幅、奥行も確認します。高さに余裕があるかだけでなく、鴨居などの構造が設置の妨げにならないかも、測った寸法と置き場所を照らして検討してください。仏壇を選ぶ前に測る場所でも、設置予定場所の寸法確認が案内されています。
設置場所が限られている場合
置ける場所の高さが決まっているなら、まずその高さを測り、候補商品の高さと比べます。幅や奥行にも同じように上限がある場合は、それぞれを実測してから商品を探しましょう。寸法がぎりぎりの場合は、扉を開いたときの幅も含めて設置できるか確認します。
扉を開いたときの最大幅も確認する
商品情報の幅は、扉を閉じた状態の寸法として記載されている場合があります。設置場所に収まるか判断するには、扉を開いたときに必要な最大幅も把握しましょう。扉の形や開き方は商品ごとに異なるため、商品ページの寸法や販売店の案内で個別に確かめます。
二つ折りの観音開き扉では、開いたときの幅を表示幅の約1.5倍とする目安が紹介されています。ただし、すべての仏壇に当てはまる数値ではありません。目安だけで決めず、検討している商品の最大幅を確認するのが確実です。扉を開いた状態の幅の考え方も、個別商品の構造を踏まえて参考にしてください。
上置き型は家具の幅・奥行と安定性を確認する
上置き型をタンスや棚などの家具に置く場合は、家具の幅と奥行が仏壇の外寸に足りるかを確認します。奥行が不足すると、仏壇を安定して置けない可能性があるため、仏壇の寸法と家具の天板を実測して比べましょう。また、設置面が平らで安定していることも確認します。
家具の上に置く場所を選ぶ際の注意点は、仏壇のサイズと設置場所でも説明されています。上置き型を選ぶときは、本体の高さだけでなく、家具の寸法と置き場所の状態を合わせて検討してください。
位牌などが収まる内部寸法も測る
すでに使っている位牌などを引き継ぐ場合は、その高さや幅などを測り、仏壇内部の飾るスペースに収まるかを確認します。仏壇の外寸が設置場所に合っていても、内部のスペースが足りなければ、納めたいものを置けないことがあります。
位牌や仏具を飾る場合は、外寸だけでなく内部寸法や飾るスペースの寸法も購入前に販売店へ尋ねましょう。位牌の寸法を考慮した選び方は、仏壇のサイズ選びのコツでも取り上げられています。
購入前の確認リスト
購入候補を選ぶ際は、設置場所の寸法と商品の実寸を次の項目で照らし合わせます。
- 設置場所の高さ・幅・奥行を測った
- 仏間や地袋では、天井や鴨居までの高さなど場所の造りも確認した
- 号数・尺・代数だけで決めず、商品の高さ・幅・奥行を確認した
- 扉を開いたときの最大幅を確認した
- 上置き型の場合、家具の幅・奥行と設置面の平らさ・安定性を確認した
- 位牌などを使う場合、仏壇内部のスペースと寸法を確認した
- 購入時点の商品情報で寸法を再確認した
仏壇選びでは、タイプ別の高さ目安を候補選びに使い、最後は置き場所と商品の実寸を照合することが大切です。設置場所、扉を開いた幅、家具の寸法、内部の飾るスペースを順に確かめれば、購入後のサイズ違いを避けやすくなります。
