墓じまいの閉眼供養に花は必要?選び方・本数・供え方と納骨先での扱い

お墓・墓じまい

閉眼供養では、花を五供の一つとして供える例があります。必須ではなく、持参する場合は仏花を花立てに供える方法があります。本数や花の種類に全国共通の決まりはないため、寺院の案内に沿って準備しましょう。墓じまい後の納骨先は施設ごとに花のルールがあるため、生花を供えられるか施設に尋ねてください。

閉眼供養の花は必須ではない。まず寺院に確認する

仏式の閉眼供養では、供花は仏様を敬う気持ちを表す「五供」の一つとして挙げられています。一方で、閉眼供養のお供え物は必ず必要なものではないとする説明もあります。そのため、「墓じまいでは必ず花を用意する」と決めつけず、依頼先の寺院に要否や当日の形式を確認するのが確実です。

確認するときは、花を用意する必要があるかだけでなく、誰が準備するのか、花立てや水は現地にあるのか、供養後の花をどう扱うのかも尋ねておくと、当日の準備がしやすくなります。お寺や宗派、地域によってお供え物の考え方が異なる場合もあります。

浄土真宗では、閉眼供養ではなく遷仏法要を行うと説明する記事があります。法要の名称や内容は、宗派名を伝えて菩提寺に尋ねると確認できます。

花の種類は仏花を基本に、注意点も確認する

花を持参する場合は、仏花を用意する方法が紹介されています。供花の例には、ユリ、菊、胡蝶蘭、カーネーションなどがあります。故人が好きだった花を供える例もあります。好みの花を選ぶ際は、寺院や墓地の決まりに合うか事前に尋ねましょう。

トゲや毒、強い香りのある花は避けるよう案内されることがあります。特定の花がすべての寺院で禁止されているわけではなく、花の種類や色に全国共通の決まりもありません。希望する花を寺院に伝え、案内に沿って選びましょう。

花屋で注文する場合は、「墓じまいの閉眼供養に持参する仏花」と伝えると、用途を共有できます。花の種類や色、予算などを指定する必要があるかは、寺院から受けた案内に合わせて決めましょう。

本数は奇数の例があるが、厳守とは限らない

供花は、伝統的に3本、5本、7本などの奇数がよいとされる例があります。奇数を必須とする全国共通の決まりはありません。花立ての数と寺院の案内に合わせて用意しましょう。

墓に一対の花立てがある場合は、左右それぞれに同じ本数を供える案内例があります。花立てが一つだけの場合や、現地の設備が分からない場合は、何束用意すればよいかを寺院または墓地の管理者に聞いておくと安心です。

当日は花立てに水を入れ、仏花を挿す

閉眼供養では、水を入れた花立てに持参した仏花を挿して供える方法が紹介されています。花立てや水場の有無を墓地や寺院に尋ね、必要な持ち物を準備しましょう。

当日の流れを迷わないよう、次の点を事前に確認しておきましょう。

  • 花立ては現地にあるか、持参が必要か
  • 花立てに入れる水を現地で用意できるか
  • 花を供える場所や手順に指定があるか
  • 供養後の花を持ち帰るか、現地に残してよいか

花立てや水の準備が分からないまま花だけを持参すると、現地の設備に合わないこともあります。寺院や管理者の案内に合わせて準備してください。

閉眼供養後の花は墓地・寺院のルールに従う

閉眼供養後は、供物やごみを持ち帰るよう案内する例があります。花の扱いは墓地や寺院の管理者に尋ね、その場所の指示に従いましょう。

持ち帰るよう案内された場合は、花や包装材を周囲に残さないようにします。現地に残してよいと言われた場合も、指定された場所や方法があればそれに従ってください。花の扱いは当日に判断するのではなく、供養前に確認しておくと行き違いを防げます。

墓じまい後の納骨先は花の持ち込みルールを確認

墓じまい後の永代供養墓などには、花を供える場所が設けられている例があります。霊園や納骨堂には生花を禁止し、造花やプリザーブドフラワーを案内する施設もあります。納骨先の案内で、生花を供えられるか確かめましょう。

納骨先が決まったら、施設の最新案内を確認し、次の点を問い合わせましょう。

  • 生花や造花を持ち込めるか
  • 献花できる場所があるか
  • 花立てを利用できるか
  • 供えた花を持ち帰る必要があるか

花を供える場所がない施設では、持ち込みや献花が認められるか、施設に尋ねてください。施設の案内を家族にも共有しておくと、納骨後のお参りで迷いにくくなります。

墓じまいの花は、寺院と納骨先に確認して準備する

閉眼供養の花は、五供の一つとして供える例がありますが、必須ではありません。持参するなら仏花を選び、花の種類や本数は寺院の案内に合わせましょう。花立てや水の準備、供養後の花の扱いは、墓地や寺院に尋ねておくと準備できます。

墓じまい後の納骨先では、生花を供えられる施設もあれば、別の形式を案内する施設もあります。供養を依頼する寺院と納骨先の双方にルールを確認し、それぞれの場所に合った花を用意してください。